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先日、4月29日に川崎のON THE MARKSにて開催された旅大学。
講師に一児の父でもあり、自身を“旅パパ”と表現する江藤誠晃氏、ゲストスピーカーに世界2周40ヶ国の渡航経験がある久野華子氏を迎え、女性限定の華やかな雰囲気の中イベントがスタートしました。
「命短し旅せよ乙女」のタイトルに込められている、江藤氏の思いとはどのようなものなのでしょうか。
初めての方へ:そもそも、旅大学とは?
旅大学は、「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトに、広い世界と新しい自分の発見が出来る授業に参加できる新しい形の学び場です。学びのスタイルは様々、教室の場所も様々。講義形式の授業やワークショップ、コミュニケーションのある交流会など、いろんな形式でゲスト講師と一緒に学ぶことができるのが特徴です。
そして、新しい学びの場である「旅大学」は旅を愛するたくさんの皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。新しい時代が始まる時はいつだって新しい形の学び舎が創られています。そんな学びの場所を、そんな新しいコミュニティを、旅好きなみなさんと一緒に作れたら最高です。
今回の講師は・・・
プロデューサー・旅行作家として世界各地のプロジェクトに携わる。活動領域は旅行商品の造成からメディアプロデュース、コンサルティングまで幅広く、真名哲也のペンネームでトラベル小説の数々をリリース。若者世代向けのプロジェクトも数多く手がけ「旅PAPA」のニックネームでも有名。第一回TABIPPO主催の大規模イベントにゲスト出演後、2〜4回のイベントでは世界一周が実現するコンテスト「wizTABIPPO」の審査員も務めた。現在はユニークな海外旅行プランを紹介するプラットフォーム『TRAVEL PLANET』を立ち上げこれまでにない旅の企画をプロデュースしている。
今回の旅大学の魅力
①旅の達人が講師
現役プロデューサー&作家であり、旅行商品からメディアプロデュースなど様々なキャリアを持つ講師が旅の魅力を語ります。
特別ゲスト参加決定!
300日間、40ヶ国を1人で放浪。70を超える国籍の人と体当たりで交流した経験をいかし国際関係のマーケティング、イベント業、の他TABBIPPOのライターも務める。
②旅を愛する女性のコミュニティづくり
一人旅で世界へ飛び出していくのは少し不安。共通の価値観を持つ「旅トモ」と出会いたい。といった方々向けのコミュニティ型講座です。
③注目の渡航先とプランを具体的に提案
「旅PAPA」がプロデュースする女子旅企画の紹介に加えて、参加者同士で具体的なプランを考えるワークショップも開催。2016年夏のサプライズ企画発表もあり。
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▼講義内容レポート
「命短し 恋せよ乙女」のメッセージに込められた思いは?
冒頭、大正歌謡曲の「ゴンドラの唄」で始まった今回の旅大学。
「女性が自由に旅ができる期間は短い」
江藤氏はそう語ります。女性において結婚や出産などの人生のイベントを迎えた後、自分のためだけに生きることはなかなか難しい。「だからこそ若いうちにしかできない旅をしてほしい」という思いが今回のイベントには込められています。
会場を見渡すと女性一人で参加をしている方がほとんど。まずはどんなタイプの女性が参加をしているのか、「旅人タイプ診断」で会場は盛り上がりました。
診断の結果、参加者ほとんどが「能動的に自分で決めた旅を楽しみたいタイプ」に分類されました。過去に江藤氏が講師を務めた旅大学では、そこで出会った女性同士が一緒に海外旅行に行った話もあったそうです。イベントが交流の機会になることが何よりも嬉しいと江藤氏は言います。
新しい旅友ができるSNSとは?
さて、今回は自身が運営する旅好きが集うコミュニティサイト、「TRAVEL PLANET」の内容も紹介してもらいました。
サイトには江藤氏が携わったツアー紹介の数々が素敵な写真とともに並びます。
参加者が興味を持ったのがベトナム・ラオスの周遊旅行。古都ホイアンのランタン祭は、なんとも女子旅の雰囲気満載です。
実際に江藤氏は現地に視察へ行くという姿勢ではなく、いち旅人として写真を山ほど撮り、その上でどのようなプランニングをするかイメージをしていくと言います。
サイトは見ているだけで旅へのモチベーションが上がってきます。
このサイトの大きな特徴は2つ。
1つは、このサイト内にある「PASSPORT」のページ。こちらはFACEBOOKと連動しており、登録をすると友人の訪問カ国数やこれから訪れたい国、旅の趣向を知ることができます。
2つ目に、登録者が好きそうなツアーを催行する旅行会社とを繋ぐパイプライン的役割。
サイトは旅好きには興味深い内容になっています!
世界2周経験者に聞く、「女性らしい旅」とは?
ここでゲストスピーカーである久野華子氏が登場し、お二人が今後注目するロシアについてお話しをいただきました。
江藤氏は世界情勢を考えて、ロシアはテロなどの風評被害も少なく、現地通貨であるルーブル安も相まって今後渡航者が伸びると予想します。
久野華子氏は、ご自身の豊富な渡航経験の中でも、ロシアはかなり印象が深い国だったと言います。
北京からシベリア鉄道に乗り、モスクワまで7日間の電車旅をされた久野さんですが、中国・モンゴル・ロシアと移り変わる景色は今でも忘れられないと言います。
また日常で会うことのない人との出会いが、旅の上ではたまらなく楽しい時間だと言います。旅中では、同じコンバートメントに居合わせた北京留学をしていたフランス人男性と意気投合し、お互いの国について意見交換をしたそうです。
「人との交流を通して自分の見聞を広げること」は女性ひとり旅では欠かせない要素だと語ってくれました。
また自分や周囲の人へのお土産と、かわいい雑貨に目がいくのも女子旅。
ロシアといえばマトリョーシカで有名ですが、切手や現地で流行っているミリタリーグッズなども見せてくれました。
ヒット旅行商品をプロデュースしよう!
イベントの最後には実際に自分で女子旅をプロデュースするワークショップの時間が取られました。
江藤氏はヒット商品をつくるうえで欠かせない3つの事があるといいます。
それはPRODUCT(商品)、BACKGROUND(シナリオ)、MARKET(市場)。特にBACKGROUND(シナリオ)はオリジナル性のないコモディティ商品となるのを避けるために重要な役割を占めるそうです。
ワークショップでは5W「誰と、どこに、いつ、何を、なぜしたいか」で参加者各々が旅をデザインしていきます。
実際に選ばれた国はモーリシャスやニューカレドニア、クロアチアやモロッコへ、母と娘の親子旅など、女性目線の渡航先や発想が生まれました。
旅で女性はもっと魅力的になる!
今回の旅大学では、旅をする立場から旅を企画する立場へ視点をシフトし、参加者一人ひとりが旅のプロデューサーとなりました。
旅行商品を作る上で「女性の感性」ほど大事なものはないと江藤氏はいいます。
今回のイベントをきっかけに、旅の魅力を更に掘り下げて考え、一人でも多くの女性が旅を通じて素敵になっていくことほど嬉しいことはありません。
文・写真:田倉優子
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