「せっかく地球に生まれたのなら、この世界を楽しんでほしい」旅好き女子の話が止まらない


ひとくちに「世界一周」といっても、旅のスタイルは人それぞれ。少し前まで「女の子のひとり旅は危険」などと言われていましたが、今では多くの女性が海外へ飛び出し、旅先で素晴らしい経験をしています。

12月4日に紀伊國屋書店新宿本店にて行われたトークイベント「世界一周をした女子3人がわいわい話す!死ぬまでにしたい絶景と美食を巡る旅」では、世界一周を経験した中 美砂希、原 歩未、岡元 明希の3人がそれぞれ感動した絶景や、忘れられない旅先の味などを語りました。

平日の夜にもかかわらず多くの旅好きが集まり、イベント終了後にはほとんどの方が席に残って近くの方と談笑していたほどの盛り上がり。本イベントでは、TABIPPOの新書籍「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」の紹介も交えながら、楽しいトークが展開されました。
 

トークイベントゲスト

岡元 明希・左
1994年、名古屋生まれ。20歳の時、在籍していた兵庫県立大学を休学し「世界中のアニメオタクと仲良くなる」をテーマに世界25か国を渡る旅へ。帰国後、全国の学生向けに旅の講演活動やオタクへの様々なインタビュー活動を開始。またコスプレイヤーとしても活動し、2017年『NEVERまとめ』や『はてなブックマーク』に取り上げられるように。同年史上初となるコスプレ姿での北方領土「択捉島」へ上陸。日露の友好関係構築に貢献。2018年4月、新卒としてスマートフォンゲームの開発及び運営会社へ入社し、人気ゲームタイトルの運営に従事。

原 歩未・中
20代前半はワーキングホリデーを3年、バックパッカーや青春18きっぷで旅をする。26歳の時に9ヶ月間の世界一周をし、今まで行った国は50ヶ国。基本的に出発時に決めるのは行きの航空券のみ。 子供の頃からの「まぁいっか」「なるようになる」という能天気な性格と強すぎる好奇心で、旅には必ずトラブルがついてきている。それでも結果「まぁいっか」となり、トラブルは旅のスパイスとポジティブに捉えるようになる。 言葉の通じない国に行くのが最高にワクワクしてしまう変な気質がある。

中 美砂希・右
三重県出身。7年半旅館で勤めたあと、世界一周のために退職。枕が変わると眠れない・方向音痴・語学ができない・とにかく心配性の自分でも世界一周ができることを証明するため、「世界の絶景をこの目で見る」をテーマに9ヶ月の旅に出発。
旅の途中は心配性な性格が功を奏しトラブルやスリの遭遇を回避。帰国後は旅の魅力を伝えたいと思いTABIPPOのトラベルライター、PAS-POLへの写真提供を経てTABIPPOにジョイン。書籍やブランドページのテキスト制作を主に担当。モフモフしたものに目がなく、夢はオーストラリアでウォンバットを抱っこすること。

 

女子の世界一周、どこが印象的だった?



世界一周の定義はさまざまですが、一般的に地球を一筆書きでぐるっとまわることが世界一周だと言われています。通常、世界一周経験者がルートの話をするときは「東まわりか西まわり」のどちらか。

しかし岡元 明希さんは、全く旅先を決めずにノープランのまま旅を始めたそうです。世界地図を広げて、「ここからこの国まで近いから、なんとなく行けそう!」と近いところや行きたい場所を渡って行ったのだとか。もともと旅の期間を1年と決めていたそうで、気づいたらあっという間に1年が過ぎてしまい、そのまま帰国したといいます。

インドのバラナシを旅した際には、目の前で繰り広げられるさまざまなドラマに驚かされたそう。「自分が何かアクションを起こさなくても、自分が見える景色の中で喧嘩が始まったりロマンスが起こったり、まるで映画を見ているみたいでした」と話しました。
 


 

原 歩未さんも岡元さんと通ずる部分があり、あまりスケジュールを組まずに旅をしていたそう。その結果、居心地が良かったせいか中南米だけで4ヶ月も滞在しており、そのあと急いでヨーロッパ、中東などを巡ったと話しました。

旅の中でも印象に残っているのは、バガン遺跡が有名なミャンマー。バイクに乗って塔に向かったり、塔に登って朝日を見たり……(原さんが訪れた直後に塔に登れない法律ができたそう)。「ミャンマーはアジアの中でも個性のある国。今はビザなしで入国できるので、まだ発展していない首都のヤンゴンの姿を、今のうちにに見てほしいなと思います」と語ってくれました。
 



 

TABIPPOの新書籍「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」でもバガンは大きく掲載されているのですが、この本の特徴の一つが「QRコード」がついているところ。

特に読んでほしいページにはQRコードがついており、そちらを読み込むとTABIPPO.NETの記事に飛んで詳しい情報を見ることができます。ちなみにバガンの項目では、読み込むと原さんが書いた記事に飛ぶのだとか。

 

旅先で食べた、忘れられない味は?


 

旅の楽しみの一つに挙げられるのが、現地で食べるグルメ。中美砂希さんによると、ヨーロッパは物価が高いことから自炊をされていたそうですが、世界一周中に出会った原さんとギリシャ・サントリーニ島を訪れた際は、綺麗な景色の見えるレストランで食事をしたそうです。普段は節約も大切ですが、やはり特別な時には思い切って贅沢するのもいいですよね。

そして9ヶ月間旅をしていて、1番ご飯が美味しいと思ったのがペルー料理。特に「アヒデガジーナ」が美味しかったそうで、「カレーとシチューを混ぜたような感じ」と表現しました。原さんも一番ご飯が美味しかった国にペルーを挙げ、ペルーの伝統的な炒め物「ロモサルタード」を絶賛。
 


 

岡元さんは「南米の後に訪れたタイで、久しぶりに食べるアジアの味に感動した」とのこと。やはり、日本人は醤油の味に安心するのかもしれません。

 

世界で感動した絶景は


 

「世界の絶景をこの目で見る」をテーマに、9ヶ月旅をしていた中さんが一番感動した絶景は、今や言わずと知れたボリビアのウユニ塩湖。

死ぬまでに一度は行きたい絶景として知られるこの場所ですが、TABIPPOの著書「ウユニ塩湖 世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景」が2013年に発売された頃は、実はほとんど知られていない無名のスポットでした。



 

「2月から3月に薄く雨水が溜まり、360度鏡張りになるんです。景色を見て自然と涙が流れたのは、このときが初めてでした」とのこと。書籍「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」の中でもウユニ塩湖の項目が多く掲載されており、鏡張りを利用した「トリック写真を撮る」「塩湖の塩が本当にしょっぱいのか確かめてみる」など、旅人の写真を交えて紹介されています。



 

一方、原さんが最も感動したのは、モロッコのサハラ砂漠。事前にあまり情報収集をしていなかったという原さんは、その景色を見て涙したそうで「CGみたいな世界が広がっていて、これを異次元っていうんだ」と感動したのだとか。何も音がしない中で、ラクダの蹄が砂を嚙みしめる音だけが砂漠に響く様子に、胸を打たれたそうです。

 

一度きりの人生、地球を楽しもう


 

終始3人が笑顔でトークを展開し、お客さんがところどころでクスッと笑う、楽しい女子会のような時間はあっという間に過ぎてイベント終了の時間に。
 


 

イベントの最後に中さんは「旅好きメンバーが旅の話を始めるといつまでも話が尽きないし、世界一周をしたのにまた旅に行きたくなるんです。最近出版した『この世界でしたいこと2000』も、企画の段階から『世界はもっと楽しい』と伝えたいという思いがありました。一度きりの人生、せっかく地球に生まれたのなら、この世界を楽しんでもらいたい」と、お客さんに語りかけました。
 


 

旅が好きな人は次に行きたいところを探したり、旅慣れている人は本を見ながら「こんな場所もあったなあ」と懐かしんでもらったり、さまざまな楽しみ方ができる書籍「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」は、全国書店及びAmazonにて好評発売中です。
 

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TABIPPO/旅大学が作っている、旅が好きな人たちが集まる場です。ゲストの方の旅の気づきから、色々な講座を開催してます。講師から何かを学ぶ事もありますし、参加者同士でも気づきをシェアする事もします。


大切にしている事は「コミュニティ」です。一方的に聞いている講義ではなく、皆さんと一緒に作り上げる空間を目指しております。ゲストの距離も近く、お客さん同士の距離も近くなるように設計しております。


初めて参加する方も、8割位なので気軽にお越し下さい。その日だけのイベントではなく、その後も続くコミュニティとなるようにしていこうと思っております。
 

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書いて、撮る人。TABIPPO.NETコンテンツディレクター。新潟生まれ横浜在住。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。