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「もうすぐ卒業旅行だな~、みんなの思い出になる素敵なプラン考えたいな~」
そんなことをぼんやりと考えていたときに目に飛び込んできたのが「TABIPPO 1dayトラベルインターンシップ 〜人を巻き込む、一歩先の旅の企画術〜」という、今年から始まった旅大学の新しい企画。
「一歩先の旅の企画術?なにそれ知りたい!」そんな軽い気持ちで申し込みました。今回が第一回目となるトラベルインターンシップの様子を、参加者目線からレポートしたいと思います!
◉今回の講師はこちら
1989年、東京都調布市生まれ。 大学3年時の2011年3月、株式会社trippieceを設立。同年5月にみんなで旅に出かける旅行SNS”trippiece”<トリッピース>”をリリース。ラオスで象使いになる旅や、ウユニ塩湖に行く旅などオリジナリティある旅行サービスとして注目を浴び、テレビやラジオ、新聞などのメディアに多数掲載。 また、2014年6月に、旅行キュレーションサービス”RETRIP”をリリース。 著書に『言行一致』(いろは出版)
マーケティング・コンサルティング会社から英国政府観光庁マーケティング/営業部長に着任。ブレア政権下でイングリッシュ・ガーデンやウォーキング・キャンペーンを実施、個人旅行者が飛躍的に伸びた。育児のため、雑誌のフリーのライターに転身。その後、外資系ホテル広報部長を経て、シカゴ・イリノイ州観光局ディレクター、そして現在に至る。日本とアメリカの両大学を卒業。趣味:スコティッシュ・ダンス、家庭菜園、和裁。2児の母。
◉それでは講義開始
今回は後のワークショップに向けて、参加者全員がランダムに8つのチームに分けられていました。もちろんみんな初対面!仲良くなるために、各チームで自己紹介のアイスブレイクからスタートです。
私のチームは
旅が好きで友人に誘われてここに来た大学1年生のTくん
旅行会社で働きたい大学3年生のSちゃん
学生の頃から旅が好きな社会人Mさん
私
の4人でした。立場も年齢も動機もばらばら!
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まずはtrippiece代表いあんさんによる旅の企画の作り方
いあんさんは旅の企画をする際に必ず、具体的な旅の対象者を設定しているそうです。(ペルソナと言う。)このペルソナ、本当に具体的で、性別や年齢、名前はもちろん、通っている大学やアルバイト、座右の銘まで決められています。このペルソナをつくることで、どの世代のどんな層にその旅を届けたいのか具体的に考えやすくなるのだとか。
そして、今回取り上げる国は「ニューカレドニア」
企画するならその国のことをよく知ってないと!ということで、ニューカレドニア観光局の小早川さんに色々教えていただきました。ニューカレドニアといえば、一般的にイメージが強いのが「美しい海」。小早川さんがスクリーンに映し出すニューカレドニアの海は本当にきれいで、写真が変わるたびに、あちこちで「うわぁ…!」という感嘆の声がもれていました。(小早川さんのおすすめはSUPだそうです☆)
そして今回驚いたのは、ニューカレドニアはそれだけではないということ。自然豊かな山でのトレッキングや、そこでしか食べることのできないエスカルゴ、天国のエビと呼ばれるエビ。きれいな海のイメージしかなかったニューカレドニアのイメージが、一気に変わりました!みなさんもぜひ調べてみてください。
さあ、いよいよワークショップスタートです!
これまでのいあんさんと小早川さんのお話を参考に、チームごとにニューカレドニアツアーの企画を考えます。
初めに考えるべきはターゲット。私たちは、海外経験がグアムやハワイしかない人を対象にするということで、そのイメージにぴったりだと言うSちゃんの実際の友達をペルソナにしたてあげました。そして、ニューカレドニアについて調べながら、その子が食いつく企画はどんなものか考えながら企画を進めていきます。
あの子はSNSとかマメに更新する感じの子だから、かわいくてイケてる写真撮れるよって言ったら食いつきそう!インスタのアイコンここで撮ろうよ~とか。
あっ見てこの食べ物写真映えしそう!プランに入れよう!あ~、私が行きたくなってきた…!
初対面でも、元々旅や旅行に興味がある4人。和やかに進みます^^私たちのチームは「フォトジェニックなスポットを巡る旅」
いざ、みんなに発表!
他のチームの発表を聞いていると、どこも個性豊かでわくわくする企画ばかりでした。ペルソナをお嬢様にしていたり、キャンピングカーを使う旅だったり、お見合い大作戦だったり…
…あれ、私たちの企画ってなんだか普通?全体に向けての「ペルソナに引っ張られすぎかもね」「自分ならそのツアーにお金を出して行きたいと思う?」という講評にも納得。私たちの企画、全然おもしろくない!!!そんな気持ちで休憩を終え、後半戦スタート。
前半の講評と他チームの発表を受け、私たちはゼロから再考することに。圧倒的に第三者の目線が弱かったことを反省しました。また、他と差別化したいということで、どのチームも対象にしていなかった男の子を対象にすることに。
ここでチーム内唯一の男の子のTくんに意見を求めます。
「ニューカレドニアに男の子だけで行くかなあ?」
「イメージ無いなあ。」
「やっぱりそうだよね。カップルのラブラブ旅にしよっか(笑)」
ということで、私たちの企画は前半とはガラッと変わって「プレ新婚旅行~天国を二人占めする旅~」というタイトルに!!
そこから、ツアーに組み込むスポットやアクティビティを大急ぎで調べまくり、交通手段を考え、ウケなかったとすればどこが悪いのか考え、パワポをつくり本当にあっという間に終わってしまいました!そして、みんなの前でプレゼン。
同じスタート、同じ情報量、同じパワポのテンプレなのに、各チームそれぞれの色が出ていて、すごく楽しめました。自分たちのプレゼンのあと、フィードバックでほめてもらえると、想像以上に嬉しいです。
その後、交流会で他チームの人とも話す機会がありました。このインターンシップに参加した理由も旅の経験もみんなそれぞれで、色々な人がいましたよ
そして、最優秀企画発表。今回は「お見合い大作戦」の企画が選ばれました。なんとこの企画、5月ごろに本当にツアー化されるんです!!楽しみ^^
6時間を超える今回の旅大学でしたが、時間が足りないくらいでした。お店にたくさん並べられているツアーが、どんな風に、何に気をつかって、どれだけ心をこめてつくられているのかが少しわかった気がします。普段ツアーに申し込むことはしないで旅に行く私ですが、これからはもっとちゃんと見てみようと思いました。
それから、やっぱり、同じことに興味がある人たちと議論したり話したりするのは楽しい。次の旅に一緒に行くことを約束しているチームもありましたよ!
このトラベルインターンシップはこれからもたくさんあります。旅や旅行に興味がある方は、ぜひぜひ参加してみてください!
◉次回のトラベルインターンは・・・
日時 : 2017年03月05日(日) 12:00
教室 : TABIPPO代々木オフィス
定員 : 30名限定
講師 : 前田塁
参加費 : 3,800円 (一般)
: 2,500円 (学生)
イベントHP:http://tabi-daigaku.jp/lessons/325
◉今回のライターは
大学進学を機に、神戸から上京してきた3姉妹の長女。パンよりお米派。大学2年生のときにTABIPPO2015のスタッフとなったことがきっかけで、旅の虜になる。ベトナムでのバックパッカーデビューを皮切りに、メキシコ・キューバなどを巡る。現地の人々と触れ合うことが旅の楽しみ。お皿にのせられたものは基本なんでも口に運ぶため、一緒に旅する人が少食の場合、確実に太って帰ってくる。卒業旅行では、1ヶ月かけて女2人で東アフリカをまわる予定。
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