自分に合うメディアで旅の発信力を最大化させよう!

9月25日(日)にTABIPPOの代々木オフィスで旅大学が開催されました。

多くのコアなファンを持つ旅系メディア世界新聞の松崎淳史さんとTABIPPOメディア編集長の前田講師に迎えま

 

今回のテーマは「メディアで旅の発信力を最大化する方法」。

初級者から上級者まで楽しめる内容を、赤裸々に話をしてくれた2人。メディアを駆使し、自分の旅を生き生きと伝える方法を学んでいきます。

 

今回の旅大学の概要と魅力

自由でゆったりとした空気感

気になる事があったら、なんでも気軽に聞くスタイルで進めます。旅のゲストハウスでだべっているような感覚で聞いて、そして思った事を聞く空気感を作ります。イベントの最初はアイスブレイクから始まるので、1人での参加でも大丈夫です。

旅人が発信するメディアの例と事例について

旅人の発信するメディアの例とその事例を見ながら、どんな媒体にどんな情報を載せるのが、いいのかについて考えます。 それぞれ、どのような特徴があるのでしょうか?今回ゲストの2人のメディアを紹介して貰いながら、みんなであれこれと議論をします。

発信力を最大化させる方法とは?

今回の最も肝となる部分です。自分が伝えたい内容は、どんなメディアとどんな取り組みをすれば効果が最大化されるのでしょうか?色々な組み合わせと可能性を探ります。

みんなでワークショップ

最後は、参加者の皆さんと一緒にワークショップを通じて、自分の中に落とし込んで行きます。みんなでワイワイ言いながら、当日の学びをアウトプットしましょう。

 

今回の講師は・・・

1981年生まれ。出版社で5年間、雑誌編集者として働くもモヤモヤが止まらず、2011年に世界一周へ。旅で書いていたブログがブログ村世界一周ランキングで1位に。ニュースサイトGIGAZINEで連載も。帰国後、幻冬舎から「世界一周できません(と思ってたらできちゃった)」を出版。2013年、「脳内トラベルメディア」世界新聞を立ち上げ今に至る。記事のためなら3時のおやつを抜くぐらいの覚悟はできているつもりです。

1987年生まれ/元株式会社オプト勤務/TABIPPO創業メンバー。慶応大学在籍中にNYへ交換留学。「慶応生ルイスの留学×流学」はブログランキング上位の人気ブログに。約10ヶ月の留学中にボストンキャリアフォーラムにて就活も終わらせ、その後世界一周の旅へ出発。帰国後に世界一周団体TABIPPOを立ち上げる。2014年5月にはアポロシアターのアマチュアナイトで優勝したダンスユニット「NUMBERS」とともに、世界中からダンス映像を配信する世界二周の旅へ。tabippo.netのメディア編集長を務める。

 

初めに:自分に合ったメディアを見つけよう!

まずは自分に合った媒体の探し方と活用のポイントを教えてもらいます。

「強みは1つあれば充分」と言う2人ですが、自分に合ったSNSとはどれなのでしょうか?

 

①インスタグラムで自分の世界観を表現する

「インスタでは表現する世界観やテーマが統一されていることが重要。インスタグラマーであるdiggyくんが、フォロワーを増やすには特に最初に表示される9枚の写真が大事だと言っていました」

 

photo by diggy3625

「彼は一眼で撮影をしていて、写真1本でやっていきたい人はいいかもしれないです。そのときは写真を撮る前段階でコンセプトを決めることが重要。ちなみにdiggyくん本人は男前で、あと日本で有名なインスタグラマーのmanashikaさん、彼らのように自分が被写体になれるっていう人が向いているかもしれない」

 

TABIPPOもインスタグラムを使っていて、写真は出版した書籍である「365日 世界一周 絶景の旅」を1日ずつアップしており、現在はその終盤とのこと。

「毎日テーマに沿った写真をあげることは大変だと思う」と前田。

 

またインスタグラムはURLがクリック出来ず、内部だけで完結し他メディアへの流入が見込めないデメリットもあると言います。

 

②ブログを使って定期的に更新

photo by shutterbugtraveler.blog.fc2.com

ここでは人気ブロガーである旅丸shoさんのブログが紹介されました。

 

高頻度で更新される彼のブログには、読者から多くのコメントが寄せられいて「わざわざコメントをつけてくれるファンが居ることは珍しい」と松崎さんは言います。

そういう松崎さんも元ブロガー。4年前の世界一周中のブログでは1ヶ月の閲覧数が10万PVを超え、ブログランキングで1位を獲得した経験の持ち主です。

 

「エッセイストが登場してからは、ブログランキングは時代遅れになっている。だけど僕のときに比べて読者も増えているから、他と一線引いた不思議な場所になっている」と松崎さんは言います。

 

③クラウドファンディングで協力者を募る

まさにこちらは旬のクラウドファンディング。

ここで紹介されたのが、車で世界一周を果たした男性2人組の「LOOK」です。

もともと世界1周をするつもりでいた彼らは、自分たちで360万円まで資金を貯める目処は立てていました。しかしさらに上の目標400万を達成させるべく、クラウンドファウンディングを開始し、そして見事に成功させます。

リターンには世界一周中の車の隣席確保が含まれていたというから面白いですよね。

 

ただこのような協力者へのリターンや経過報告を考え、仕事感覚で旅をしてしまう点がデメリットだと言います。

 

④YOUTUBEでの動画配信

何かと話題のYOUTUBE。今回は対照的な2組が紹介されました。ユーチューバーのジョーくん。画像は阪急電車でこれからの動画配信に対する初心表明を叫んだと言うもの。

 

破天荒でちょっと過激。人の怖いもの見たさを利用することも、話題になる上では1つの要素なのかもしれません。

一方で新婚旅行で世界一周をし、ドローンで動画撮影をしたHoneymoon Travelerのkazさんとmarikoさん。

美しいその景色は、アメリカのCNNや日本テレビのスッキリの番組内で取り上げられ、話題となりました。

 

⑤FACEBOOKで国内外へ発信

FACEBOOKでは、「死ぬまでに行きたい世界の絶景」の詩歩さんが成功例として挙げられました。

 

社会人一年目、会社の課題からFACEBOOKページを作った詩歩さん。本職とは別にほぼ毎日ページを更新し続け、話題を呼び、本の出版オファーが来たという彼女。現在、本はシリーズ累計50万部を突破しFACEBOOKページは71万いいね!を獲得しています。

「今はFACEBOOKのファンページも競合が増え、アルゴリズムの変化も相まって、数年前に比べると数字が伸び悩んでいる」と前田。

 

「友達に知ってもらうのはハードルが低いし、最初の段階としてはいいですね。詩歩さんの場合は英語でキャプションを書いているのも良い」と松崎さんは話します。

 

面白いと感じることをとことんやる

次に松崎さんからメディア発信のうまい伝え方を教えてももらいます。

「好きなことは人に伝わって、それを続けられる」

世界のB級スポットに焦点をあて、コアな旅好きから愛読されている世界新聞。

写真はメキシコシティでの1コマ。「嬉しくてついついWピースをしてしまった」と話す松崎さん。確かに本当に嬉しそうな顔をしています。

そして発信を最大化する上で大事なことは、

 

・自分が得意な方法を見つける
・ターゲットを明確にする
・読者にとって役に立つか(独りよがりになっていないか)
・楽しい内容か(誰にでも好かれる内容の必要はない)
・続ける

 

松崎さんは出版社勤務の経験もあり活字に慣れ親しんでいたことから、発信のツールをブログにしたと言います。

また読者目線を何よりも大事にしていると言います。

世界一周の際には「ブログランキングで1位になるまで帰らない」ことを決心し、ブログへの流入を測るためGIGAZINEに連載を持つなど、続けていく中で工夫もしたと言います。

その努力の甲斐もあり、出版社から「本を出さないか?」と連絡をもらい出版が実現されます。

 

「続けることでチャンスは広がる。毎日じゃなくても定期的に更新をすることが大事」だと話してくれました。

 

発信し続けることに勇気を持つ

ここで前田にバトンタッチ。

「僕はもともと書くのが好きな方ではなかったので、これは向いていない人向けなんですが..
前田が考えるメディア発信する上で重要なことは3点、

 

・面倒から逃げない
・嫌われる勇気
・変化し続ける

 

ことだと言います。

「2年前まではほとんど1人でTABIPPOメディアを運営していたんですが、大変でした。他のメディアの編集長と話しても、辛抱強く続けることは大事だと言っていた」

現在編集部は20名弱のライターが在籍をしており、チェック体制も整えているところ。

 

「僕1人の主観じゃいけないから、『山本愛』ちゃんという架空の人物がどう判断するか、迷ったときはみんなで話し合っています」

読者の基準がないとメディアにおけるテーマがブレやすいと言います。細かく性格を設定された「愛ちゃん」がどう思うかを共通の判断基準として、それを補っていると言います。

 

前田の少し突っ込んだ内容に「ここまで話すのはすごい!」と松崎さんも感嘆の声をあげていました。

 

過去にとらわれずに変化し続ける

イベント最後のワークショップでは、

「これから彼氏と世界一周に出かける」「来年大学を1年休学して世界一周をする」「2週間後にアメリカに留学へ行く」など、これからの旅をどのように表現したらいいかと迷っている方が多くいました。

 

今回のイベントで何か1つでもヒントを持ち帰り、参加者それぞれが自分に合った表現方法を見つけていければとても嬉しく思います。

メディアの形態は個人へと急速に変化を遂げています。数年後にはどんなメディアが主流になっているか、想像もしなかった状況に私たちはいるかもしれません。

先が見えない未来も、変化を受け入れ楽しみながら進んでいきたいです。

 

▽今回記事を書いたのは・・・

20歳の時に東南アジアをバックパック1つで周り、旅の魅力を知りました。 大学卒業後、約4年間の旅行会社勤務を経て、現在はライターやイベント制作に挑戦しています!

http://kindkid-1026.hatenablog.com

 

そもそも旅大学とは...

旅大学は、「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトに、広い世界と新しい自分の発見が出来る授業に参加できる新しい形の学び場です。学びのスタイルは様々、教室の場所も様々。講義形式の授業やワークショップ、コミュニケーションのある交流会など、いろんな形式でゲスト講師と一緒に学ぶことができるのが特徴です。

そして、新しい学びの場である「旅大学」は旅を愛するたくさんの皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。新しい時代が始まる時はいつだって新しい形の学び舎が創られています。そんな学びの場所を、そんな新しいコミュニティを、旅好きなみなさんと一緒に作れたら最高です。

 年間80回近く行われているので、是非沢山参加して下さい!皆さんにとって新しいコミュニティとなれば嬉しいです。1回1回の講座を大切に、参加者のみなさんで密にコミュニケーションを取っていければと思います!

8割以上の方が1人で参加をされるので、是非気軽に来て下さい!そして、旅大学のコミュニティを通じて世の中をもっともっと素敵にして行きましょう!


直近の講義一覧はコチラをご覧下さい。