人生を彩る「旅する生き方学」とは?

夏ですね〜!7月23日、大阪で開催された旅大学では、そんな夏の暑さに負けないほど、 ”熱い想いをもった” 2人が登壇してくれました。

大学卒業後に世界一周を果たした旅人講演家の北野勇樹さんと、「世界中の学校で先生になる旅」をテーマに世界一周をした現役大学生の平岡慎也さんです。教育や旅に興味のある学生や社会人の参加者の皆さんが集まり、「この夏、今すぐにでも何か始めたくなるような」そんなワクワクする講義が繰り広げられました。

それでは、人生を彩る「旅する生き方学」をのぞいてみましょう。


旅大学とは?

旅大学は、「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトに、広い世界と新しい自分の発見が出来る授業に参加できる新しい形の学び場です。学びのスタイルは様々、教室の場所も様々。講義形式の授業やワークショップ、コミュニケーションのある交流会など、いろんな形式でゲスト講師と一緒に学ぶことができるのが特徴です。

そして、新しい学びの場である「旅大学」は旅を愛するたくさんの皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。新しい時代が始まる時はいつだって新しい形の学び舎が創られています。そんな学びの場所を、そんな新しいコミュニティを、旅好きなみなさんと一緒に作れたら最高です。

年間80回近く行われているので、是非沢山参加して下さい!皆さんにとって新しいコミュニティとなれば嬉しいです。1回1回の講座を大切に、参加者のみなさんで密にコミュニケーションを取っていければと思います!

今回のゲストは・・・

1990年生まれ。旅人講演家。21歳の時にアメリカ留学を経験し、そこで世界の広さに驚かされる。「もっと世界を見たい、留学中に出会った世界中の友達にもう一度会いたい」と思い、周りが就活や教員採用試験の勉強に必死な中、ひとり世界一周を決意する。大学卒業後、カバンひとつで日本を旅立った。1年8か月間で48か国を周遊。仲間の素晴らしさ、文化・宗教の多様性など、たくさんのことを吸収した。帰国後は『旅の経験から得たことを伝えていくことが自分の使命だ』と感じ、旅人講演家としての活動を始める。これからの日本を担う若者に、人生を最大限に楽しむ力をつけてもらいたいと、学生やビジネスマンに向けて日々講演活動を行っている。また、日本で旅人講演家として活動する傍ら、タイ チェンマイにて、ゲストハウスslowhouse(http://slowhouse-chiangmai.com)も経営している。

1993年生まれ。立命館大学情報処理工学部、4回生。教育系団体PaKTに所属。TABIPPO2014大阪にて世界一周コンテストwiz(現DREAM)で決勝プレゼンに出場を果たす。優勝は逃すも、同年10月に「世界中の学校で先生になる旅」をテーマに365日間の世界一周の旅に出る。訪れた教育機関は20ヵ国、50校。日本語や数学のアシスタント先生として各地で合計6ヶ月活動。現在は教員を目指して勉強する傍ら、「英語×リーダーシップ」をテーマにフィリピン、セブ島での留学プラグラムを開発中である。モットーは「千聞くは一見にしかず」、人の10倍自らの実体験を大切にすること。また、「伝記のような人生を」という言葉を大切にしている。

▼今回の旅大学の3つの概要と魅力

・学生の”今”だからこそ、人生を旅すべき理由がわかる
北野さんは大学卒業後、平岡さんは大学在学中に世界一周を果たしました。「学生のうちにやりたいことはやっておいたほうがいい」とよくいうけれど、実際にやりたいことをすべて行動に移せている人は少ないのではないでしょうか。学生のうちだからできること、学生の今だからできること。それを改めて気づかせてくれるのが今回の旅大学の最大の魅力です。

・学生にかかわらず、すべての若者に響くメッセージ
一方で、学生ではない方にもこの旅大学に足を運んでもらいたいメッセージをたくさん込めています。仕事があるから、忙しいから、と、やりたいことに熱中する時間を割けなくなってしまった方に、もう一度夢を追いかけることを思い出させてくれるはず。この機会に、もう一度自分の心の声と向き合ってみませんか?

・旅大学ならではの、”コミュニティ”ができる
興味をもつ分野が同じ人たちが集う旅大学。旅や世界一周、そして今回はおふたりの共通点でもある”教育”の観点に興味のある方や学生が集まります。大学や職場を飛び越えて、さらにわくわくするコミュニティをつくりませんか?たくさんの刺激と熱い感情が当日あなたを奮い立たせてくれるはず。

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▼講義内容レポート

こんにちは~、旅人講演家です!

北野さん:マレーシア・カンボジア・フィリピンから始まり、エジプトに行ったもののテロでピラミッドは見れず、喜望峰で感動のあまりに涙を流したり、ウユニ塩湖ではポテトサラダを売るといような世界一周をしていました。ちなみに、「ウユニ ポテサラ」で 検索すると1番最初に出てきます(笑)

こんな風にバックパッカーでの旅を続けていると、目の色や肌の色の違う色んな人や文化と出会い、たくさんの学びがあって、「この経験を自分だけで持っていたらもったいない!」という想いがいつしか強くなっていたんです。

「この経験を伝道師となって伝えていくことが僕の役目なのでは?」とそう感じたのがすべての始まりでした。

根拠のない情報のバリアをやぶる!

北野さん:よく「アフリカ行ってきました~」と言うと、だいたい第一声が「危なくなかったん?」と返ってくるんですよ。

でも、旅になれている人はそんなことはまず最初に言わないんです。確かに、自分も行く前は正直怖かったんです。根拠のない情報のバリアがすごくあって...。でも、いざ、実際に行ってみると全然違う世界がそこには広がっていたんですよ。

もともとの夢は、” G T Y “

北野さん:いわゆる「グレイト・ティーチャー・ユウキ」ってやつです。先生になりたかったんです。でも、学校で先生として教えるとなると一定期間に30人ぐらいの子供たちに対してしか話せない。「日本の教育を変えたい!世界の教育を変えたい!」そんな想いがあったからこそ、『旅人講演家』として活動することに決めたんです!今では、英会話スクールや、ご縁があって会社で講演するようなことも少しずつ増えてきています。

物は足りてるけど、"物足りてへん日本"

北野さん:マラウィ共和国という全くどんなところか知らなかった国の存在を知った次の日に訪れることを決め、「5時間で着くよ」と言われ12時間かかりながら、ガソリンを使う乗り物が何ひとつとないような場所にたどり着きました。

学校を訪れると、子供たちが歓迎のダンスを披露してくれ、そこでメスちゃんという少女に出会いました。「将来何になりたいの?」と聞くと、「お医者さんになりたいから、勉強できる紙と鉛筆がほしい」と目をキラキラ輝かせながら言ったんです。衝撃でした...。まさにテレビで目にしたことのあるような光景が自分の目の前に広がっていたんです。

その後、世界一周を終え、いざ、日本に帰ると、めちゃめちゃ裕福で便利で何でも綺麗。でも、みんな死んだ魚のような目をしているように見えたんです。「日本は、物は足りているのに、物足りてへん」ホンマは日本人はマズローの欲求階層説でいう自己実現欲求に向けて全力にならなあかんはずやのに、どれだけなれている人がいるだろうか。メスちゃんは、あんなにも自己実現に向けて全力で、勉強もクラスで1番をとるぐらい努力をしているのに...。

要するに、日本の皆さん、ポケモンGOばっかりやってる場合じゃないですよって話です(笑)

自分が実際に見たこと、聞いたこと、感じたことを大切に

北野さん:夢って自分のためだけのものなのでしょうか?

よく夢を持っている子供たちを応援する番組がありますが、夢を持つと、人のためにもなるんですよ。この前、小4の子に大人のイメージを聞いてみると、「しんどそう。嫌な上司がおりそう」って言ってました。

このままでいいんですか?

もっとカッコイイ大人の姿を日本の子供たちに見せたいですよね!今、世界一周行きたいって思ってる人いますか?今すぐ行きましょう!行かなあかんのですよ!やりたいと思ったらすぐにやらないと!子供たちのためにも、ぜひ行きましょう!

大学のテストが終わって駆けつけた現役大学生の登場

平岡慎也 通称「ひらしん」

世界中の学校で先生になる旅

平岡さん:実は僕、理系の学部なんですけど、教育にすっごく興味があって独学しています。

そんな僕の世界一周は、フィンランドから始まり、イギリス、アメリカ、南米、オーストラリア、東南アジア...とぐるっと周って、最終的にフィンランドにまた戻ってくるというルートで、とにかくフィンランドが大好きなんです。「世界中の学校で先生になる旅」をテーマに、世界20ヵ国50校の教育機関をまわってきました!

フィンランド教育のウソ・ホント!?

平岡:千分は一見にしかずなんですよ。本当に実体験が大切だと感じました。世界的にも注目されているフィンランド教育ですが、ヘルシンキの前の首都のトゥルクで3ヶ月間ほど小学校の先生に弟子入りしていた際に、ネット上にはフィンランド教育のウソが書かれているということに気づきました。悔しいからホンマのことを書いたれ~とネット上に記事をあげていると、「フィンランド 宿題」で検索すると1番に出てくるようになりました。

ここで問題です!

Q1. 小学校に宿題がない
→ウソ!10校ぐらい回って確認すると、確かに "長期休暇には宿題が1つもない” 学校はありました。

Q2. 英語がペラペラ
→ホント!小3から学び、小6で日本の高校生大学生レベルの教育環境が整っていました。
僕は、この経験で、メディアの情報の適当さを思い知ったんです。都合のいい情報しか注目していないということがよく分かりました。そして、文字の持つ情報量はめっちゃ少ないんだなと。実体験で得る情報量には何にも叶わないんですよね!

実際に行って、体験したからこそ分かる世界

平岡さん:サンタさんが住む街へ行ってきました。1泊の値段が高すぎて、かまくらを作って外で暮らすことにしました。

ところが、かまくらはあったかいものだと思っていたら、それが全然さむかったんです…。極端に日照時間が短い時期があるんです。こういう話って小学校の授業とかで学んだことがある人はいると思うんですけど、実感したことあるよって人どのぐらいいますか?

実際に行って、こういう体験をすると、「冬が暗すぎるからマリメッコのような華やかなデザインが人気になった!」という言葉の意味がすごく分かるんです。マリメッコすげぇ〜となりました。

よく「旅がすきなんですよ~」と言うと、「写真とかDVDでよくない?」と言われることがあります。「え?実体験じゃないと、何も感じられないじゃん」と、僕は思うんです。

日本流ギャップイヤーのすすめ、勉強としての世界一周

平岡さん:世界一周で身についたことは、学校に入り込む技術、世界中の教育の仕組み、外国語での世界中の人とのコミュニケーション、楽しんでる間に教養がついてクイズ番組の問題が手に取るように分かるようになったこと、生きる力...と沢山あげられます!

しかも、意外なことに、世界一周はコスパがいいんですよ。僕は大学もまじめに授業を受けて過ごしていた方だったんですけど、日本の大学生活の1年間でかかる授業料とか生活費とか全部計算してみると、そんなに変わらないぐらいの値段で、世界一周ができていたんです。

自分の好奇心にそった世界一周って、ホンマにいい学び

平岡さん:こんなことを言っている僕も実は、TABIPPOの世界一周コンテストに応募する前は、30%ぐらいしか世界一周に行く気はなかったんです。でも、2000人の前でプレゼンするために1000回ぐらい「世界一周いく!」って練習で言い続けていたから、決勝戦で負けた後も、自分の中では世界一周に行くことが当たり前になっていたんです。

旅に出る理由なんて、シンプル!

2人が知り合ったのは半年前。実は教育が好きなこと以外にも共通点が…!

Q. 旅に出たキッカケは?

北野さん平岡さん:"モテたかったから”

北野さん:英語は得意な方で、僕が教えていた子たちがいたんですけど、その子たちがクラブでモテていて、コイツらより絶対モテたるねんという思いで旅に出たのが最初です(笑)

平岡さん:高校生の時に、好きな子にこっぱみじんに振られ(笑)京都から自転車で120キロの傷心旅行へ行ったのが始まりです。全然知らない人たちと仲良くなって、出会って5秒で「ウチとまり~」と声をかけてくれるような旅の予測ができない感じにいつの間にかハマっていました。

Q. 行く前から、帰ってきたらどうするとか考えてた?これからの夢は?

北野さん:何にも考えてなかったですね。ブログを書いて写真をとって旅してるような人は山ほどいるって知っていたので、仕事なんて自分で作ればいいやんと思っていました。今の夢は、TEDに出て多くの人に発信することです!

平岡さん:僕、校長先生になりたいんですよ。世界の学校の中でも、グリーンスクールが衝撃的でした。僕がやりたい教育に最も近かったんです。一度、就職をして働いてから、先生になって、その後に校長先生になって自分の学校をつくることが夢なんです!

さぁ、次は、あなたが旅に出る番!ワクワクしたら踏み出してみよう!
「実際に行ってみないとわからへん!」という2人の言葉が印象的でした。自分で足を運んで訪れた場所で感じることはそれぞれ違うわけで、たとえ同じ場所であっても、そこでの実体験は十人十色。だからこそ、旅は面白いんだと、あらためて気づかせてくれました。

私自身、日本の学びの場を変えたい!という想いがあって活動もしているので、2人の話を聞いてると、もっと色んな世界を見たくなりました!この夏、のぞきにいってきます!

「何か始めたい」「変わりたい」そう思った時がチャンスです。
皆さんも、この夏、一歩踏み出して新しい世界に飛び込んでみませんか?

TABIPPOよりお知らせ

世界一周団体TABIPPO主催の2種類のコンテストが8月3日よりリリースされました。

「世界一周に興味はあるけど、不安で一歩が踏み出せない」という学生の方に向けた、『世界一周の夢を叶えるコンテストDREAM』、そして「旅の魅力をたくさんの人に届けたい」という方に向けた、『世界の魅力を伝えるコンテストWORLD』。

TABIPPOが全身全霊を込めて企画・審査するこの2大コンテストは、「旅で世界をもっと素敵に」という弊社の企業理念に基づいて、法人化する前から続けているものです。

「一人でも多くの人に一歩を踏み出してほしい。」TABIPPOの社名の由来でもあるこの想いに乗せて、今年も日本に旅のムーブメントを起こします。興味のある方はぜひ以下のWEBサイトよりご覧ください。

http://2017.tabippo.net/contest/

今回の記事を書いたのは・・・

古着とレザーをこよなく愛する関西大学4年生。 好きな言葉は高橋歩さんの「頭はシンプルに!行動はパワフルに!」 初の海外スペインで自由な生き方や表現に出会い、知らない世界に飛び込む面白さに目覚める。TABIPPO2015運営スタッフとして活動した後、大学の新しい授業を開講して好奇心をオープンにできる学びの場や地域のオープンコミュニティづくりに挑戦中。『旅する 恋する学問』と題して日本をめぐる予定〜♪

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