50年間、世界を放浪したハリスさんの自由すぎる人生哲学とその名言の数々!

6月26日、「世界を50年も放浪し続け学んだCOOLで自由な人生哲学」の講義がTABIPPOの代々木オフィスで開催されました。講師にロバート・ハリスさんをお迎えし、50年間という膨大な放浪経験に裏付けされた重みのあるお話し、人生哲学をたくさん聞くことができました

出てくる言葉全てが名言というほど心に響くものばかりで、一言も聞き逃がすまい!とみんなの集中力・熱気あふれるとても濃い二時間となりましたよ!

それでは、ハリスさんの人生哲学にもつながる貴重な言葉の数々をお届けしていきたいと思います。

今回の講師はこの方!

横浜生まれ。高校時代から国内、海外をヒッチハイクで旅する。大学卒業後、東南アジアを放浪。バリ島で1年を過ごしたのち、オーストラリアに渡り、88年まで16年滞在。シドニーで書店兼画廊「エグザイルス」を経営する。また、映画、TVなどの製作スタッフとしても活躍。帰国後、92年よりJ-WAVEのナビゲーターに。 現在、作家としても活躍。その独自の生き方や世界観が若者やアーティストから熱く支持されている。著書に『エグザイルス』『ワイルドサイドを歩け』『黒く塗れ!』『人生100のリスト』『アフォリズム』などがある。

はじめの一歩、すべてが始まった場所

小さい頃から探索するのが好きだった。当時住んでいた横浜の小さな商店街から始まって10歳頃には元町、中華街、東京・・・とだんだん枠を広げていった。なんとなく一人で街の中をぼーーーっと歩きながらブックショップやコーヒーショップに行ったりするのが好きだったんだ

———すべての始まりは小さな商店街。

その後もどんどん枠を広げて様々な場所へ旅立ったそうです

旅中のアクシデントで瀕死状態に。その時思ったことは…

 “中学生の頃、友達と二人で北海道をヒッチハイクして回った。お寺に泊めてもらったりキャンプしたりしていろんな所を見てまわった。ある日、摩周湖の近くで足を滑らせて崖から転落。100m位落ちて警察隊も出動して新聞にも掲載されるほどの大騒動になってしまった。走馬灯も見たし傷だらけで骨折もした”

“瀕死状態となりつつも、帰りの飛行機の窓から眼下に広がる大草原を見て思った事は・・・。「旅っていいな〜」って事だった

———大怪我を負ったにもかかわらず、旅で感じる自由感・浮遊感の方が彼の心を奪っていたそうです

このまま一生旅していたいと思ったきっかけ

“高校卒業後、6ヶ月の旅に出た。高校に通っていた以上に、この半年で自分の事とか、これからの事とか、世界の事とかを考えた。僕にとって一番の教育だった”

“アフガニスタンでは俺より年上の旅慣れした旅人たちがみんな俺についてきたりした。臨機応変に振舞えてたり、危険な所もそれなりに順応できたりして、気づくと周りに人が集まってたりしてた。俺ってリーダーシップがあるのかな、ってその時気づいたんだ“

“自分をその場に送りこまないと発見できない事、気づかなかった事が旅ではいっぱい発見できる。その感覚が僕にはとっても心地よくて、一生旅していたいと思ったこのままずーっと旅できたら何て素晴らしいんだろう、って感じていた

 

僕の人生のシナリオは、こうやって生まれた

“旅の終わりのカルカッタでこれからのことを考えた。日本に帰って大学に行って就職して仕事して・・・何か、この先の人生が全部見えちゃった。いま、これだけ素晴らしい旅をして本当はこのままずっと旅を続けたいのに何で帰らなきゃならないんだ。でも親もいるしどうしよう・・・”

“ふと机の上の雑誌を見ると、アメリカ人の冒険家の記事が目に入った。「100の冒険をどうやって達成したか」というリストだった。それを見て、同じように100個書いてみようと思ってやってみたんだ。そこで初めて僕に自分のシナリオというものが出来た。だらだら考えていても何がやりたいのか分からなかったけど、やりたい事を書くという事で自分というものが不思議とわかったんだこれからは、このシナリオにあった自分の人生を歩んでいこうと思った”

幸せの幅、悲しみの幅の法則

人生って、自分でどれくらいの範囲で生きていくか決めるんだと思う。例えばこれくらい(両手を1m位広げて)の範囲でうまくやっていければいいなって思ったら、この幅でできると思う。楽しさも悲しさもこれくらいの幅ね”

“僕はものすごくハッピーになりたい。するとこれよりもっとずっと大きい幅になるから、それだけ悲しいことを感じる幅も大きくなってしまう。でもね、そういう法則なんだと思う。オープンになって人生をすごい楽しみたい人は下に行く、落ち込む覚悟も必要なんだ。でも、そういう人は泣いたりしてうまく乗り越えていけるから大丈夫だよ”

———石橋は全く叩かず渡っちゃう、とりあえずやっちゃえ!というタイプだと言うハリスさん。

目の前の壁にはとりあえずチャレンジしたくなるのだそうです

こだわりなんていらない、自由になれ!

“僕はルールに縛られたくない。いつも周りにはいろんな人が集まってくるけど僕は絶対にリーダーにはならない。リーダーがいるようなグループも避ける”

“昔、シドニーの書店で働いていた頃、真面目に働いていたら出世してフロアのマネージャーになったことがあったんだ。ネクタイをして毎朝同じ時間に通勤してた。ある日、電車の窓に映った自分の姿を見て「僕は旅人になりたくて日本を飛び出したのに、何でサラリーマンになってしまったんだろう」と思ってその日に辞めた。そして自分の店を始めたんだ”

 

“僕は物事にこだわりもない。人の悩みを聞くのは上手だけどすぐ忘れちゃう。それは自分のものじゃないからね。

そういった心の軽さが自由さにもつながると思う

今これだけは伝えたいこと

 面白いことって、必ずハッピーな人に寄ってくるんだよ。自分探しなんかしなくても、楽しくハッピーに生きていれば、そのうち自分は見えてくるもの

“あとねー、みんなもっともっとクレイジーになっていいよ!ちょっと、一回なってみた方がいい!今の若者はすごい色々考えて自主規制しちゃってる感じ。繊細だし、すごい優しくて良いと思うんだけど、そこまで周りを気にしなくていいと思う。もう少しバカやってクレイジーになってごらん!大丈夫だよ、この僕が今こうやって生きてるんだから

———そういってハリスさんは、みんなに力強いエールを送ってくれました

本日の気づき

ハリスさんは、好奇心のかたまり!!

お話し中もず〜っとニコニコ笑顔で心から、今この瞬間を生きて楽しんでいるという感じがバシバシ伝わってきました。お茶目なのに、急に真剣な表情になる。それでいて、なんでも聞けちゃう親しみやすさ。そしてちょいワル。女の子を口説くテクニックを指南されている時の男子達の前のめり具合ったら、もう・・・。

また別件で恋愛講座が開かれるかもしれませんね。

50年間も世界を放浪するなんて、いったい何者なんだ!?なんてとてつもない事にチャレンジしてるんだーー!!と思っていたけれど、お話を聞いたらスーーっと腑に落ちました。

“旅って特別ですごいもの”だと身構える必要なんて全然なくて。

それこそ日々の生活をクレイジーにハッピーに生きていれば、その感覚が旅で得られる刺激につながる。ただ、その場所がたまたま海外にあったというだけ。

空気を吸うのと同じように日々の生活や人間関係、恋愛にもナチュラルに旅と同じ感覚を持って生きていく事ができたなら、本当に刺激的で退屈なんかとは無縁な毎日が過ごせるにちがいないっ!と、ワクワクしました。

男女問わず人を惹きつける魅力あふれるハリスさん。その魅力の秘訣、たくさんのエピソードをありがとうございました。

以上、イベントレポートはあやでした。

追伸:ハリスさんにお逢いしたかった〜!今回は逃してしまったーー!!という方も、なんとこの夏、また会える機会があるんです!

旅祭2016:http://tabimatsuri.com/2016/

あなたの予想を上回る刺激的な体験を約束します!

ハリスさんに習って、クレイジーにハッピーに!日常を、非日常にしていきましょう

今回のライターは・・・

言葉とココロ"が人生のテーマ。大学で心理学を学びつつ、旅と演技の楽しさに目覚める。心理士資格取得後、大河ドラマや舞台・映画に出演する一方、年間公演200回以上の全国巡業劇団メンバーとして"旅人"と"役者"の両立も経験。セリフだけでなく、自分の言葉でも想いを伝えていきたいと考えコピーライターの修行を始める。「相手に伝わらなければ思ってないのと同じこと」先輩役者の言葉を胸に、これからも"言葉とココロ"を追求していく。
出演情報&旅ブログ→http://www.ayalog.net