旅×写真をもっと楽しむために必要な、3つのポイントと構図を写真家上田さんから学ぶ!

4月2日、TABIPPOオフィスで「旅がもっと楽しくなるカメラ学〜入門編〜」の講義が開催されました。 ゲスト講師に写真家の上田優紀さんを迎え、約20人の参加者と共にカメラについて学んでいきました。今回は入門編ということで、上田さんから教えて頂いた写真の撮り方についてのノウハウを紹介していきます。

旅大学とは?

旅大学は、「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトに、広い世界と新しい自分の発見が出来る授業に参加できる新しい形の学び場です。学びのスタイルは様々、教室の場所も様々。 講義形式の授業やワークショップ、コミュニケーションのある交流会など、いろんな形式でゲスト講師と一緒に学ぶことができるのが特徴です。 そして、新しい学びの場である「旅大学」は旅を愛するたくさんの皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。新しい時代が始まる時はいつだって新しい形の学び舎が創られています。 そんな学びの場所を、そんな新しいコミュニティを、旅好きなみなさんと一緒に作れたら最高です。

今回の旅大学は・・・

◎写真で旅をもっと面白くするカメラの取り方を学ぶ

旅に出る際にカメラを持っていったけれど、旅先でどのように使えばいいのかよく分からず、結局あまり取らなかった。帰ってきて、写真の整理をしながら、もっと撮っておけば良かったと思う事ってありますよね。 今回は、実際にカメラを持ってフィールドワークを通じて、旅をもっと面白くするカメラの使い方について学びます。その中でも入門編なので、どなたでも大歓迎です。

◎講義&ワークショップ&講評のスタイル

今回の旅大学は、実際にカメラを使って写真を撮るワークショップスタイルです。最初に、講師から写真の撮り方について学んで、その後に撮りに行きます。実践をする事によって、学びが自分のモノになります。沢山、写真を取りましょう。

◎少人数なので、みんなと仲良くなれる。

この講座は、20名程度で開催します。みんなで仲良く出来るように設計をしております。また、1人での参加も多いので、みんなで打ち解けながら講座を進めて行きますので、是非ご安心してお申込み下さい。facebookグループを事前に作り、交流をしていきます!

講師紹介

yukiueda 1988年、和歌山県生まれ。京都外国語大学を卒業後、旅行会社に勤務。 25歳の時に1年かけて世界放浪の旅に。帰国後は旅で出会った絶景をもっと色んな人に見てもらいたいと思い写真家を目指す。アマナにてアシスタントを経て独立し、現在は海外の絶景を写真におさめるために日々奮闘中。 主な撮影テーマは風景、民族、社会問題など。1月下旬からウユニ塩湖で1か月テント生活を経験。

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講義内容レポート

写真に必要な3つのポイント

最初に参加者同士で自己紹介を行い、場も和んだところで上田さんのカメラ講座が始まりました。 オートマ撮影から卒業するために必要な基本の知識、「絞り値・シャッタースピード・ISO感度」この3つのポイントについて学んでいきます。

絞り値

絞り値とはF値とも呼ばれ、カメラ内の絞りの開き具合(光を絞り込む量)を数値化したものです。F値の数値が大きくなると写真は暗くなり、被写界深度が深くなります。逆にF値が小さくなると写真は明るくなり、被写界深度が浅くなります。 被写界深度とはピントが合ってる範囲のことです。一つのアイテムを強調させたい時はボケさせるのが効果的です。 

シャッタースピード

シャッタースピードはシャッターが開いている時間のことです。シャッタースピードを速くするとブレずに写真が撮れ、シャッタースピードを遅くするとブレる写真が撮れます。 早いシャッタースピードの例:水滴や滝、モータースポーツの写真など。 遅いシャッタースピードの例:星、車の光線など。

ISO感度

ISO感度はカメラが光を取り入れる能力のことです。ISO感度を上げると写真が明るくなり、シャッタースピードも早くなります。フラッシュ撮影をしなくても明るく撮ることができますが、ISO感度を上げすぎるとノイズが出るので注意が必要。星を撮影する時はISO感度を最大まで上げると綺麗に写すことができます。基本的には100に設定するのがベターです。

写真の構図を学ぶ

6 写真を撮る構図もいくつかあります。どのような表現をしたいかによって、構図が変わっていきます。構図を変えることによって、同じ風景でも全く違った写真を撮ることができます。

三分割構図

一番使われる構図。画面を縦と横それぞれ3つに分割します。縦と横、交わる4つの交点に被写体を配置することによって、バランス良い写真を撮ることができます。

日の丸構図

見せたい物や撮りたいものを真ん中に配置する方法。単純にシンプルなので、ダイナミックに表現ができる。

レイルマン比率構図

三分割と似ていて、縦に4分割、対角線上に線を2本引きます。中心を除いた4つの交点に被写体を配置する構図です。三分割よりも安定した写真を撮ることができ、対角線が引かれていることで動きを表現しやすくなります。

対角線構図

斜めに分割した線の上に被写体を当てる撮り方。躍動感が表現しやすくなる。

写真×旅を楽しむ

5 写真と旅を融合することによって、いろんな楽しみ方や出会いが増えていきます。 ・現地の人と一緒に撮った写真を共有できる→FaceBookを交換して、そこから繋がりができるようになる。実際にヨルダンで写真を撮らせて欲しいとお願いした青年と仲良くなり、家に5日間泊めてもらうことになった。 ・絶景や美味しいご飯などをSNSで共有できる。旅仲間と情報を共有することにより、行きたい場所や食べたい物が増える。 ・旅で撮った写真を使って動画を作ったり、写真展を開くことができる。フォトブックを作って旅の振り返りができる。

写真を撮る時の注意点

・無理矢理写真を撮らないこと。 ・立ち入り禁止地域に入らない。人や物を傷つけないよう最低限のマナーを守り、楽しみながら写真を撮りましょう。

講義を踏まえて実践してみよう

こだわりを持って写真を撮る

1 上田さんが講義してくれた内容を踏まえて、代々木公園にフィールドワークに出かけました。3つのチームに分かれて、代々木公園内の風景や人物を撮りに行きました。 課題として、普通に写真を撮るのではなく、自分の意図やこだわりを持って撮るようにすることが挙げられました。

講義の内容を復習しながらいざ実践

2 この日の代々木公園は桜も見頃だったので、いい写真が撮れそうな予感です。「絞り値・シャッタースピード・ISO感度」この3つのポイントと、4つの構図を使いながら写真を撮っていきます。 みんな思い思いに写真を撮っていきます。公園で遊んでいる人たち、桜の風景、公園に咲いている花、噴水の写真を撮ったりと、人によって着目している点や、見ている風景が違っているのが面白いなと感じました。

撮った作品の講評会

3 代々木公園で撮った作品を1人2枚厳選し、講評会を行いました。写真に自分の意図やこだわりを入れるという課題があったので、どのようにこだわって撮ったのかも説明しながら、上田さんや参加者の感想も共有していきました。 4 桜の写真を撮るのに、あえて目線を下げて下から撮影したり、シャッタースピードを遅くしてブレた写真を撮影したりと、参加者の方の工夫を凝らした写真がたくさん見られました。 上田さんからも一人一人に対して、良かった点やアドバイスが送られていました。

まとめ

9 今回の旅大学では、オートマ撮影から卒業するために必要な、基本の知識を教えていただきました。写真を撮る際には「絞り値・シャッタースピード・ISO感度」3つのポイントと、「三分割構図・日の丸構図・レイルマン比率構図・対角線構図」4つの構図が必要になってきます。 いい写真の定義とは、誰かに評価された写真ではなく、自分が納得した写真だったり、自分が好きかどうかが大事だということも上田さんから学んでいきました。

講義を終えて

今まで、絶景や風情ある情景を撮りたい時など、何も考えずに写真を撮っていましたが、いつもと視点を変えてみたり、少し知識を付けるだけで、全然違った写真が撮れるということを学びました。 今回は入門編ということで、初心者の方でも大丈夫なように、丁寧に説明をしてくれたのでとても分かりやすかったです。 講評会の時に、写真について熱く語っている上田さんの姿が印象的で、本当にカメラが好きなんだなと思う一面がありました。何か専門分野を身に付ける時には、その分野に関する知識を学ぶのも大切ですが、まずは好きな気持ちが大切なんだと実感しました。 次回のカメラ学も企画中なので、リリースを楽しみにお待ちください。

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